当クリニックでは、大分市を中心として、認知症を発症されたと、疑われている方に対して認知症検査を行ったうえで、認知症患者様にたいするケアを実施しております。
当クリニックでの判断テストは、通称¨長谷川式¨とよばれるものを使用しております。
今回はこの長谷川式の簡単な概要の解説および、そしてこれから、
なぜ認知症対策がこれから必要になってくるか話していきます。
認知症とは、大まかに記憶力が加齢等のより低下し、今まで出来ていた活動が
出来なくなってしまうことを指します。
この「認知症」の言葉は皆様もよくお聞きになられることがあるかと思いますが、今回は認知症検査にもちいられるテストの説明や
大分県の認知症の現状について解説していきます。
~長谷川式ってなに~
長谷川式認知症検査とは、クリニック~病院等で認知症の診断にもちいられる簡易テストです。
大分県での認知症検査はもちろん、全国的にメジャーな検査方法でもあります。
当あけのメディカルクリニックでも、この長谷川式を認知症判定に使っています!
具体的には、「自分の年齢」「知っている野菜の数」「あなたがいる場所はどこか」
などの質問を10題、出題して30点満点(20点以下で認知症と判断)で点数をつけていきます。
もちろんこの診断結果は、あくまでも参考程度のため、20点以下で「認知症」と断言できるものではありません。
長谷川式の後、医師との会話をとおして、検査や診断がされます。
~大分県の認知症患者数はこれから増えていくの~
結論からお伝えすると、今現在の全国的な少子高齢化現象にともない大分県内の認知症患者の数も増えていくと思われます。
画像にも張り付けておりますが、介護系専門雑誌「医療介護CBnews引用」(2019年12月16日発行)によりますと、大分県内の認知症高齢者数は、2015年時点で5万9000人と推測される県内の認知症高齢者数は
2025年をピークに高齢者人口が減少に転じた後も増加していき2040年には8万4000人になると見込まれています。
(また、大分県が2019年年度末に公表した「大分県地域福祉基本計画」の素案によると
認知症の高齢者の割合は、2015年の「高齢者の6人に1人」(16.6%)程度から、
2040年には「4人に1人」(23.4%)程度に上昇する見込みです)
また、大分県では今現在6万人強の認知症高齢者がいると見込まれています。
大分市の認知症患者さんは入院をする必要はあるのか
こちらは、認知症を患ったご本人様とご家族の方のご意向次第というのが
一般的な回答になるかと思います。
たとえば、認知症が軽度の場合ですと、ご自宅から通うことが可能ですし、
お仕事をかかえており同居している場合であっても、肉体的、心理的なご負担は少なく済むでしょう。
ですが、認知症が進行し重症化してしまった場合ですと、老人ホームや施設等に入居するのが
現実的な場合が多いです。
もちろん、その方その方によって、どのようなケースがよいのか判断が分かれますので、くわしくはクリニックや施設担当者におたずねするのがベストな選択肢でしょう。
大分市の認知症ケアの名医をお探しのかたへ
当クリニックでは認知症ケアにおいて名医とは、その方にあった、ケアの方法をじっくりとヒアリングして患者様と向き合い、方向性を考え出していく医師であると考えております。
当クリニックでは、てんかん指導医の石田重信と精神科専門医河村直樹が、みなさまの診療のほうにあたっています。
まとめ
上記で述べてきたように、今後大分市では認知症ケアのニーズが大幅に高まっていくことは間違いありません。
そのような中で、介護施設や障害福祉施設で働く人材の確保も施設側では大事な要素の一つと言えるでしょう。
また万が一、ご家族様が認知症の疑いがでできてしまったり認知症と診断された場合はショックがあるかと思います。
ですが、そのことを受け入れクリニック側としっかり話しをして、どのようにご家族様が認知症と向き合っていくかが大事であると考えています。
当クリニックでは、認知症ケアに力をいれておりますのでお気軽にご相談だけでも構いません。
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当クリニックでは、患者様に対し認知症の初期段階でレクリエーションや頭を使うゲームなどをおこない、職員一同、
認知症の進行予防(ケア)や初期段階での改善を目標に掲げて頑張っています。
ぜひ認知症の疑い等でお困りでしたらご相談ください、ささいなことでも構いません。
ご相談お待ちしております