コラム

大分市の認知症ケアはあけのメディカルクリニックになんでもご相談ください。

 

あけのメディカルクリニックでは「大分市の認知症患者さまとそのご家族の方」に対して認知症デイケアを提供しております。

認知症につきましては大分市のみならず日本全体で、年々認知症患者が増えると予想されていますよね。

家族が認知症であると診断された方や、すでに面倒を見られている方の中には、経済的負担や介護負担に頭を悩ませている方も少なくないと思います。

そこで、今回は認知症になった家族がいらっしゃる方向けに、認知症サポートプログラムと経済支援について紹介します。ぜひご一読ください。

 

認知症の高齢者が増加する未来

日本は高齢化が進んでいて、いまや10人のうち3人が65歳以上です。それに伴って認知症を発症される方も増加しています。

これは大分県も例外ではありません。2015年時点で5万9000人と県内の認知症高齢者数は、2040年には8万4000人にまで増えると予想されています。

また、大分県が2019年度末に公表した「大分県地域福祉基本計画」においても現在6万人強の認知症高齢者がいると見込まれていて、

「高齢者の6人に1人(2015)」から、4人に1人(2040年)」に上昇すると書かれています。

今後は「家族が認知症と診断された……」という方は増えていくでしょう。         

(1)介護系専門雑誌「医療介護」より2019年12月16日発行

家族が認知症になったらどうなるのか?

認知症は、薬などで進行を遅らせることはできても、完治はしないと考えられています。

そのため、最期まで付き合うことを考えて対応していく必要がある病気です。

家族が認知症と言われても、最初はピンとこないかもしれません。

診断された当初は

「どうしたらいいか分からない」

「辛いと言われる介護ができるか不安」

「介護にかけるお金のやりくりが大変かも……」

といった金銭面や生活が一変することへの不安が多いはずです。しかし、徐々にもっと大きな問題に直面していきます。

家族とはいえ、認知症の方の介護は並大抵の負担ではありませんよね。           

(認知症は、物忘れが激しくなったり、徘徊をしたりしてしまうだけではありません)

幻覚や妄想、人格が変わることもあります。穏やかだった人が粗暴になることもあれば、頼り甲斐のあった人が幼稚な行動をとることもあります。

こうした様々な症状から

「付きっきりで面倒を見るので、自分の時間がなくて気が滅入る…」

「寝ていても夜中に起こされてしまう…」

「仕事が制限される…」

「大事な会議に途中でも退席せざるをえない」 

「介護疲れで自分自身も体を壊した…」

などといった悩みを抱える介護者の方も大勢いらっしゃるでしょう。

最初は「自分の親だから」と頑張れるかもしれませんが、一人で認知症の方の世話をするのは難しく、必ず限界が来るかと思います。

そのような状態が続けば、認知症の家族を嫌いになってしまうのも無理はありません。

ただ、それはとても悲しいことですよね、、。

このような状況を改善するために、私たちは医療デイケアを利用して頂きたいと考えています。

大切なご家族を「嫌いにならない」ために『認知症デイケア』を利用しよう

大切なご家族を嫌いにならないためには、周囲の助けを借りることが大切です。

今でこそ認知症の認識は広まりましたが、以前は認知症に対する理解も低く、適切なサポートもありませんでした。

家族が認知症を患ってしまうと、金銭的な負担や介護負担が頭をよぎるかと思います。

ですが、近年は認知症に特化したプログラムや、支援体制が充実してきているので、上手に利用すれば負担は大幅に軽減できる時代です。

しかし、近年は認知症が社会問題として知られるようになり、手厚いサポートを受けられるようになっていますので、これからその詳細についてご説明いたします。

手厚いサポートは医療デイケアで受けられる

認知症のケアで一番一般的なのは『医療デイケア』です。

『医療デイケア』は認知症や介護に携わる医療従事者、過去に認知症の介護で利用したことがある人にしか知られていないサポートプログラムになります。

医療デイケアには『精神科デイケア』『重度認知症デイケア』の2種類があります。

【対象】入院患者以外の精神障害者・精神症状及び行動異常が著しい認知症患者様

【利用目的】

精神症状の軽減

・人と関わることに慣れる

・日常の生活リズムを整え、保つ

・社会復帰を目指す 

・認知症の進行の遅延(専門スタッフがケアプラン作成)

・心身機能の回復、維持(薬の治療の他に集団活動や個別活動の提供)

【認知症デイケアを利用する流れ】について

デイケアを利用する方法は2つあります。いずれの方法も、相談をしていただければ、次に何をする必要があるのか、どのような書類が必要なのかは説明しますので、ご安心ください。

1. 医師の診断を受けてデイケアに通うパターン

認知症の疑いがある方の家族の方がクリニックに行き、医師から認知症の診断を受けてからデイケア施設に通います。

2:ケアマネージャーに相談してデイケアを利用するパターン

認知症の疑いがある方の家族の方が地域包括支援センターのケアマネージャーの方に相談してからデイケアを利用します。

『精神科デイケア・重度認知症デイケア』ともに、認知症の進行を遅らせ、心身機能を回復・維持するためのプログラムが組まれています。

お仕事があるご家族の皆様からは「両親の」日中のサポートを依頼できるので、安心できるし急に呼び出されることもなくなります。

その為に「自由に働けるようになったので、負担が軽くなった」とご家族から喜びの声がきかれます。

また、自宅での対応についても専門のスタッフからアドバイスを受けられるので、新しい症状が出た場合も相談できますから安心感もあるはずです。

介護の負担も小さくなるので、自分のために使える時間も増えるでしょう。

当院では、上記のような介護者の方の負担軽減もそうですが、何よりも家族を嫌いにならなくて済むというところが一番のメリットだと考えています。

あけのメディカルクリニックの『医療デイケア』における取り組み

当院でも、比較的軽度の認知症患者さんに『精神科デイケア』を、進行性認知症患者さんには『重度認知症デイケア』で認知症の患者様と、そのご家族をサポートしています。

そこで、特に症状の進行した認知症患者さんを対象とした『重度認知症デイケア』をよく知らない方のために、当院の取り組みを紹介していきます。

どのようなことをしているのかを、ぜひ知っていただければ幸いです。

当クリニックの充実したトータルケア体制

1.経験豊富な2名の精神科医以外に、作業療法士、看護師、精神保健福祉士、介護福祉士が常時在籍し、医療・福祉・リハビリテーションを三本柱とするチーム医療によるトータルケアを推進しています。

当クリニックでは、初期段階の認知症であれば、薬物療法のみならず医療デイケアでレクリエーションや脳を活性化させるゲームなど、脳のリハビリに取り組みます。脳を刺激すると認知症の進行予防(ケア)や改善につながるので、認知症が悪化しないように務めていきます。

また、認知症が進行してしまった場合も、ご家族様の負担軽減を第一に考えて、        

投薬治療を強化するなど更に進行を遅らせられるように取り組みます。

2.「天然温泉」も完備した充実の施設環境

当クリニックは、リハビリや認知症ケアを効果的に実践していくために、施設環境にも力を入れています。特に珍しいのが、他の施設にはない大分の天然温泉を使った入浴施設でしょう。

リハビリに来ていただいたからには、リラックスして「また、きたい」といっていただけるようにスタッフ一同がんばっております。

3.ご家族様に安心していただける相談・アドバイス

当クリニックのスタッフは、患者様のみならずご家族の方からもご要望を聞き、最大限に応えられるように日々努めております。

例えば、認知症のご家族が施設に入居すべきか否かといった判断も気兼ねなく相談いただけます。

ご家族と患者様の意向が第一ですから、気持ちや状況を汲みつつ、最適な選択のお手伝いを念頭に置いております。

軽度認知症の場合、ご自宅からデイサービスや『医療デイケア』に通うことができるのであれば、                                          それだけでもご家族の方にとっては肉体的・心理的にかなりの負担軽減になるはずです。

認知症が進行し重症化してしまった場合は、老人ホームや施設等への入居を勧めることもあります。

このように当クリニックでは患者様とご家族個々の状況を見極め、可能な限りご意向に沿うことのできるようなケア体制の構築に取り組んでおります。

 『自立支援医療費』による負担軽減

こうした『認知症デイケア』は、ご家族様の介護負担と精神的な負担を軽くしますが、誰かにサポートを依頼する以上、経済的な負担は大きくなってしまいます。

「魅力的なプログラムだけど、高額な費用がかかるんじゃないの…?」

と心配される方も多いでしょう。

ですが、少子高齢化が進む日本におきましてはそうした方の経済的負担を軽くするために 『自立支援医療費』という制度があります。

この制度を利用すると、通常は3割の医療負担を1割に減額されます。

さらに、所得に応じた医療費の上限が設定されているため、上限額以上の金額を支払う必要がなくなります(健康保険の高額療養費制度みたいな考え方でしょうか) 

当クリニックで自立支援医療費を申請した場合

当クリニックの料金で見てみると『自立支援医療費』に申請するだけで、以下のようにかなり安くなることがわかります。

【精神科デイケア】

ご利用開始から1年以内の方は820円/日(1割負担)

ご利用開始から1年以上の方→ 770円/日(1割負担)

【重度認知症デイケア】

ご利用開始から1年以内の方→ 1160円/日(1割負担)

ご利用開始から1年以上の方→ 1110円/日(1割負担)

実際の事例では、自己負担上限によって、さらに経済的な支援を受けることができます。

例えば、Aさん(80歳)のご家族が「デイケアを毎日利用したい」と考えた場合について見てみましょう。

【精神科デイケア】

・利用開始より1年以内は820円/日

・820円/日×6日=4,920円/週 

・4,920円×4週=19,680円/月

 

【重度認知症デイケア】

・利用開始より1年以内は1,160円/日

・1,160円/日×6日=6,960円/週 

・6,960円/週×4週=27,840円/月

1割負担になったので、大幅に改善されましたが、実は診療、デイケア、薬局の支払額合計(1ヶ月)は自己負担額の上限である18,000円と設定されています。

ここで、Aさんが自立支援医療費に申請してみると……自立支援医療費の上限が5.000円と決定されたとします。

つまり、18.000円(保険医療費の上限)-5,000円(自立支援医療費の上限)=13,000円の負担が減ることになります。

いま、認知症のご家族様の介護で疲れている方、『自立支援医療費』を申請しておらず、経済的な負担に苦しんでいる方は、『認知症デイケア』や経済的なサポートを受けながら日々の負担を減らしていってほしいと思います。

(自立支援医医療費にかんして、一番下にリンクを貼っておきます。

自立支援医療は、仕組みが複雑な面がありますし細かい制度の改訂もありますので、一度お問い合わせいただけるのが好ましいと思います。

また、その他わからない点などありましたら何なりとお電話等にてご質問ください、ご対応いたします。)

 

よくある質問

Q1:介護度に関係なく利用できるんですか?

A:「医療保険」適用になるため、介護度に関係なくご利用いただけます。

 

Q2:介護保険は適用されますか?

A:認知症の方の治療・リハビリテーションが目的のため、介護保険ではなく医療保険の適用になります。

Q3:デイサービスとは何が違うんですか?

A:適用保険、利用条件、利用目的など異なる部分は多々ありますが、大きく異なるのは、『老人医療』『公費負担制度』も適用になる点です。

そのため、認知症デイケアの方が、デイサービスよりも少ない負担で利用できます。

 

当クリニックからのメッセージ

大分市内においてこのような悩みを持つ方々が潜在的に大勢いるとあけのメディカルクリニックでは考えています。

こうした地域では、地域密着型の認知症ケアやサポートを受けて、負担を軽減し、しっかりと家族を支えていくことが大切です。

患者様と、そのご家族様が最後まで幸せに暮らせるようにサポートをする取り組みは、

地域を支えるインフラの一部といっても過言ではないと、あけのメディカルクリニックでは考えております。

大分は、地域柄でまだまだ地縁的結合の強い文化が残っている面も大きいと考えられます。

「介護を施設に任せるなんて親不孝だ」と親戚から思われると、お考えの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、仮に自分がいざ介護をされる側になった時を想像してみてください。自分の介護で子供を苦ませたくないと思うのではないでしょうか?

家族が責任を持とうという意識は大切です。だからこそ、家族が病気になったら病院へ行くわけです。

であれば、家族が認知症を患ったら認知症を専門とする『認知症デイケア』を利用するのは、家族としての責任を果たしていることになるでしょう。

ご家族を大切に思うからこそ、専門施設で医師や看護師、精神保健福祉士、介護福祉士などの専門スタッフが常駐する当クリニックに頼っていただきたいと考えております。

是非私たちにお任せください。専門スタッフと充実の施設で、患者様が最期まで安心して生活を送っていただけるサポートをお約束いたします。

事前のご相談や体験入居も受け付けております。

さいごに

長文となりましたがここまでお読みいただき誠にありがとうございます。

今回は認知症になられた家族がいらっしゃる方向けに、認知症サポートプログラムと受けられる経済支援について紹介させていただきました。

上記で述べてきたように、ご家族に認知症の疑いが出てきたり、認知症と診断されたりするとショックを受けるかと思いますが、そうした状況を受け入れ、どのようにご家族様が認知症と向き合っていくかがなにより大切になります。

どのように認知症と向き合っていくかをしっかりと考えるためにも、当クリニックはご家族の方とのヒアリングやご本人さまの認知症の状態を確認するカウンセリングを重視しております。

ご家族様には小さい負担で、介護負担や精神的な負担をできる限り軽くできるように、上記の『認知症デイケア』や『自立支援医療費』の利用も視野に入れて今後の提案をさせていただきます。

相談だけでも構いません。ご家族の方で認知症の疑い等でお困りでしたら、まずはお気軽にご相談くださいませ。

医療デイケア担当松井よりご挨拶

 

わたしが、デイケア担当の松井です。どのようなささいな事でも構いません。何なりとご相談ください。

自立支援医療についての説明はこちら

 

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